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執筆者の写真店主 カネコ

祖母の心孫知らず

こんばんは、店主・カネコです。


今日も風が強ぉぉいい。

今21:00…これから自転車で帰るのかぁ。

さ、寒いなぁ。

でも心は暖かです♡

当店の大ファン(?)の秋田のお父さんがやって来てくれました。

いつも東京に来るたびに気にかけてコーヒーを飲みに来てくださいます。

ありがたやぁです。

お土産にぶんたんをいただきました。


こんな立派な重いものを…ありがとうございます!

何より元気そうなお姿を見られる事がうれしいんですよぉ。


今日は「おばあちゃん」と言うものについて考えました。

私は「ばあちゃん子」です。夏・冬休みは1人でばあちゃんちに行き、

お正月は社会人になってもずっっと長年ばあちゃんと2人で過ごしていました。

多分、社会人になってからは実家に帰るより祖母宅に行く方が多かったです。

そんな自他共に認める「ばあちゃん子」です。


当店のお客様でお孫さんがいる方たちがいます。

特に、お孫さんが就職につく時期や将来を考えだしている頃の

おばあちゃんたちの心配っぷりに驚かされます。

「どこどこの大学へ行けたらいい」とか

「何になりたいかもわからないけど、こんな職業はどうか?」とか

こーーんなに孫を心配に思っているのか?!と驚かされます。


私は大学卒業していきなり、イタリア行きました。

そして帰国後、東京でシステムエンジニアになり、

やめてバイトからコーヒー店店長に成り上がり、

またやめて、システムエンジニアに戻り…と

ざっと書くとかなり自分勝手に生きてきました。

自分の中での葛藤は常にありましたが、祖母にも親にも心配されているなんて

微塵も思っていません。

…と言うより、心配させないためにも全て事後報告しましたが💦💦


でも客観視すると、これだけ東京で1人で落ち着きなく活動している田舎者の孫(娘)は

心配の種だったでしょうねぇ。

そういや、いつも祖母宅に行くと朝のお経の折に

「綾が早くいい人をみつけて結婚できますように~」って唱えてました(;^_^A

祖母は只今98歳、もう私のことは覚えていません。

おばあちゃんであるお客様の孫を心配する姿を見て、

今、祖母に伝えたい事は、

「ずっと…長い間、ハラハラさせてごめんなさい、

そんな心配かけているなんて思っていなかった、ずっと思っていてくれてありがとう」です。


親の心子知らずと言いますが、祖母の心孫知らずでもありますねぇ。

親とならなかった私は、親の気持ちも祖母の気持ちもわかりきることはできないんだろうなぁ

けど、お客様の話から少し…ほんの少しだけ気持ちがわかった気がしました。


いろいろ教えてくれるのは、今はお客様たちですねぇ。

ありがたやぁです!


明日は定休日です。

また明後日お会いしましょう。


そして私は今から自転車で帰ります。

さむーい!


2021/2/24 21:50



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